学生実験のレポートを書くときに、手書きで書くか、パソコンで書くかという問題があります。
特に指示がなければ、どちらでも構わないのですが、慣れるとパソコンのほうが楽なので、私はパソコンを勧めます。
どうせ研究室に配属されたら、実験の報告や論文はすべてパソコンで書くことになります。
ただ、研究での論文と学生実験のレポートではいくつかの点で違いがあります。
・研究での論文
⇒ グラフや化学式、図などを書くソフトウエア(大抵高価!)を使える。時間をかけてでも、見た目のかっこいいグラフなどを作ることも重要。
・学生実験のレポート
⇒ 使えるソフトは、大学のパソコンや、自分のパソコンに入っているソフト、あるいはフリーソフト。限られた時間で、締切までに合格点のレポートを書かなくてはいけない。
そのため、慣れていない間は、手書きでレポートを書くのもいいでしょう。
例えば、グラフだけパソコンで書く、とか、複雑な図だけは手書き、とかいった感じで使い分けてもいいかもしれません。
手書きの場合、シャープペンではなくボールペンで書くことが求められることも多いと思います。この場合は、パソコンを用いたほうが修正が容易で楽ですね。
代表的なレポートの構成はこんな感じです。