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学生実験とは
学生実験とは
学生実験とはどんな授業か
学生実験というのは、主に理系の大学2年生や3年生が受講する、実験を主体とした授業のことです。管理者である私は化学系学科であり、3年生の時に受講しました。
以下は私の場合ですので、他の大学や学科とは異なる点もあると思いますが、どんな講義内容であったかを書いてみます。
単位関係
- 学科の3年生が全員受けなくてはならない必修科目(単位を取らなければ進級できない。)
- 成績は出席とレポートによって付けられる。一応、正当な理由なく一度でも欠席したら単位がもらえないことになっている。実際には各教員の裁量により、多少欠席しても
許してもらえることが多いようである。
- 夏休みや冬休みを除く、大学の講義のある期間は、ほぼ毎日実験の時間が割り当てられている。
- 評価は大抵、レポートの出来で決まる。
内容
- 事前に配られたプリント(実験の目的や操作方法などが書いてある)に従って実験を行う。授業の後、レポートを提出する。レポートの期限は実験終了から1-2週間後が多い。
- 授業の時間は、時間割上は午後の2コマ(3時間目と4時間目)に設定されている。
実際には、その日の実験が終わったら終了のため、終了時間は早くなったり遅くなったりする。 - 授業を担当する教員は、学科の全研究室の持ち回りであることが多い。
(受講する学生にとっては、4年次にどこかの研究室へ配属になるため、各研究室の雰囲気を感じておく良い機会となる。)
- 担当する研究室や教員によって、実験の内容や進め方は大きく異なる。毎日の実験内容を細かく指定される場合もあれば、例えば一週間でこれだけやりなさい、と指定される場合もある。
- 教員だけではなく、その研究室の大学院生が補助として担当することも多い。彼らはTA(ティーチングアシスタント)と呼ばれたりする。TAは、大学と契約したバイトである。
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