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高校化学法則・公式集

高校化学の法則・公式です。

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質量保存の法則 (ラボアジェ)
化学反応の前後で、反応物の全質量と生成物の全質量は等しい。
定比例の法則 (プルースト)
化合物を構成する元素の質量比は一定である。
(例) 水 水素:酸素=1:8
倍数比例の法則 (ドルトン)
元素Aと元素Bが化合して化合物をつくるとき、2種類以上の化合物ができることがある。 このとき、各化合物中のAの一定質量に対するBの質量は簡単な整数比になる。
(例)
炭素(元素A)と酸素(元素B)の化合物には、一酸化炭素と二酸化炭素がある。質量比は、 一酸化炭素 炭素:酸素=3:4 二酸化炭素 炭素:酸素=3:8であるから、酸素の質量比は、 一酸化炭素:二酸化炭素=1:2となり、簡単な整数比になっている。
気体反応の法則 (ゲーリュサック)
気体の反応において、反応する気体の体積と、生成する気体の体積の比は、 同温・同圧のもとで簡単な整数比になっている。
アボガドロの法則 (アボガドロ)
すべての気体は、同温・同圧の同体積中に同数の気体分子を含む。
物質量(モル数)の計算
モル数=(原子や分子の数)/(アボガドロ数)=(質量g)/(分子量や原子量など)
ボイルの法則
一定温度では、気体の体積Vは圧力Pに反比例する。
PV=(一定)
シャルルの法則
一定圧力では、気体の体積Vは温度Tに比例する。
V/T=(一定)
ボイル・シャルルの法則
気体の体積Vは、圧力Pに反比例し、温度Tに比例する。
PV/T=(一定)
理想気体の状態方程式
PV=nRT
分圧の法則
気体A、気体Bの分圧をそれぞれPA、PBとすると、全圧Pは、
P=PA+PB+…
ヘンリーの法則
溶解度が小さい気体では、一定量の液体に溶ける気体の物質量は、 一定温度では気体の圧力に比例する。
濃度の計算
質量パーセント濃度=(溶質g/溶液g)×100
モル濃度=溶質モル/溶液リットル
質量モル濃度=溶質モル/溶媒Kg
ファントホッフの法則
非電解質の希薄溶液の浸透圧Πは、
ΠV=nRT
ヘスの法則
化学反応において、物質の最初と最後の状態が決まれば、反応の経路にかかわらず、 出入りする熱量の総和は一定である。
反応熱の計算
反応熱=生成物の生成熱の和ー反応物の生成熱の和
質量作用の法則
反応式aA+bB→cC+dDの反応において、平衡状態では [C]c[D]d/[A]a[B]bの値が一定になる。 この値を平衡定数という。
ルシャトリエの原理
化学平衡は、濃度、圧力、温度などを変化させると、その影響を和らげる向きに移動する。
pHの計算
pH=-log[H+]
ファラデーの法則
電気分解において、
1.電極で反応するイオンの物質量は、流れた電気量に比例する。
2.同じ電気量で反応するイオンの物質量は、イオンの価数に反比例する。

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