東野圭吾の小説
探偵ガリレオ (文春文庫)
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東野 圭吾
文藝春秋 (2002/02/10)
文藝春秋 (2002/02/10)
ガリレオシリーズ第一弾。
警視庁捜査一課の草薙俊平が難事件にぶつかったとき、帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学を訪ねる。一見オカルトのように見える事件を、湯川は科学的に解明する。
事件の捜査を進める草薙と湯川のコンビが絶妙で読んでいて心地よい。
事件のトリック・謎の部分については、あまり期待しないほうがよいと思う。理科にあまり詳しくない読者にとっては意味不明。一方ある程度科学や工学的な知識を持った読者なら途中で謎が分かってしまうかもしれない。
とはいえ、新しい形の推理小説として新鮮でお勧めできます。
ちなみに、この本がTVドラマ化されるにあたり、登場人物のキャラ設定がかなり変わっているように感じます。湯川がやたらかっこよくなったり、湯川とコンビを組む刑事が女性になったりと、TV受けするように変わっているのです。ドラマを見て面白いと思った人が、この原作を読んで面白いと感じるかどうかは分かりません。
どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)
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東野 圭吾
講談社 (1999/05)
売り上げランキング: 2386
講談社 (1999/05)
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嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)
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東野 圭吾
講談社 (2003/02)
売り上げランキング: 14861
講談社 (2003/02)
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超・殺人事件―推理作家の苦悩 (新潮文庫)
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東野 圭吾
新潮社 (2004/04)
売り上げランキング: 5020
新潮社 (2004/04)
売り上げランキング: 5020